環境省は、平成25年度ダイオキシン類対策特別措置法施行状況を公表した。これは、ダイオキシン類対策特別措置法の施行状況等を把握するため、都道府県等108地方公共団体からの報告に基づき、平成25年4月1日から平成26年3月31日までを対象に、取りまとめたもの。平成25年度の特定施設数は、大気基準適用施設が10,075件、水質基準適用施設が3,843件となり、ともに前年度から減少した。また、立入検査は大気4,463件・水質875件で実施され、命令が発令された件数は大気8件・水質0件、指導が行われた件数は大気1,581件・水質56件であった。さらに、設置者による測定結果報告状況は、大気7,273件、水質570件であった。一方、土壌汚染対策の状況は、新たに土壌汚染対策地域に1件が指定された。