環境省は、環境技術実証モデル事業ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減技術)の実証機関を(財)建材試験センターに選定し、実証機関における実証対象技術の募集を開始した(申請締切:平成19年10月3日(水)必着)。この事業は、既に適用可能な段階にありながら、客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証するモデル事業を実施し、技術の普及等を目指すもの。今回対象となるヒートアイランド対策技術は、建築物に後付けで取付可能な外皮技術であり、室内冷房負荷の低減により人工排熱を減少させられるもの(ただし緑化は除く)である。