JFEエンジニアリング(株)は、カナダのFEDNAV社から、北米航路就航船向けにバラスト水処理装置を受注したと発表した。同社のバラスト水処理装置は、2010年に国際海事機関(IMO)のバラスト水規制の型式承認を取得した。一方、北米を就航する船は、アメリカ沿岸警備隊(USCG)が打ち出した、さらに厳しいバラスト水規制により、その基準を満たした処理装置の搭載を義務付けられている。しかし、現時点ではUSCGが型式承認した装置はない。同社では、USCGの型式承認申請を進めており、2015年6月より陸上試験を実施し、その後今年度中に船上試験を開始する予定にしている。今回、FEDNAV社向けに同社が2016年までに建造する新造船12隻に、同社のバラスト水処理装置の搭載が決定した。同社ではUSCG規制に対するバラスト水処理装置の有効性を、FEDNAV社の協力を得て実証するという。
情報源 |
JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
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機関 | JFEエンジニアリング(株) |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | バラスト水 | 国際海事機関 | 船舶 | JFEエンジニアリング | 水処理 | IMO | 北米 | 装置 | アメリカ沿岸警備隊 |
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