JFEエンジニアリング(株)は、バラスト水処理装置の顆粒薬剤モデルを販売開始したと発表した。バラスト水処理装置は、バラスト水とともに運ばれてしまう海洋生物を処理し生態系の破壊を防ぐシステム。国際海事機関(IMO)において、バラスト水管理条約が発効されると(2015年初旬の見通し)、同条約に定める処理基準を満たすため全ての外航商船にバラスト水処理装置の設置が義務付けられる。今回商用化した新モデルは、顆粒状の薬剤を船上で溶解して使用するもの。これは、コンパクトで保存期間が長いため、船内の限られたスペースに薬剤を蓄備することができ、寄港地が一定していない不定航路船舶や寄港地の停泊時間が充分に取れないLNG船などに適している。同社では今後、あらゆる船種・船型、船の運用に最適なシステムを提案し、事業の拡大を図っていくという。
情報源 |
JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
|
---|---|
機関 | JFEエンジニアリング(株) |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | バラスト水 | 国際海事機関 | 海洋生物 | 生態系 | JFEエンジニアリング | 水処理 | IMO | バラスト水管理条約 | 装置 |
関連ニュース |
|