広島市は、西風新都における超小型モビリティの実証実験を、平成27年8月から実施すると発表した。西風新都では、平成25年6月に策定した「活力創造都市ひろしま西風新都推進計画2013」に基づき、交通のスマート化を推進している。今回、移動の円滑化・活発化、高齢者等の外出機会の増加等を図るため、平成26年度に引き続き、環境に優しく手軽な車両として注目されている超小型モビリティを活用して、新たなまちづくりの可能性を探る実証実験を実施する。実験対象は、西風新都内の社会福祉協議会や町内会連合会の会員等をモニターで、主に地域活動での利用となる。昨年度の実証実験で課題となった車両の利用調整を円滑で地域に負担のないものとするため、ICT技術を活用したシステムを使って共同利用を行い、アンケート調査により事業スキームや事業採算性等を検証するという。実施期間は、平成27年8月17日から11月27日まで。