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 日産自動車(株)、環境負荷を半減する補修用水性塗料を発売

発表日:2008.12.12


  日産自動車(株)は、2008年12月12日、日産純正部品ブランドに、新たに補修用水性塗料を設定し、15日より発売すると発表した。同塗料は、ベース塗料中の溶剤を水に変えることで、従来の溶剤塗料に比べて約49%の揮発性有機化合物(VOC)排出量の低減を実現した。対象カラーとして、まずは塗装比率の高い2種類のシルバー色から採用を始め、来年4月からは順次対象カラーを拡大していく予定。これにより、大気汚染影響の削減、周辺地域への臭気影響の削減、加えて作業者及び作業者周辺の安全性が向上するという。同社は、水性塗料を使用する塗装ラインを2006年より九州工場に採用し、2008年9月には、塗装工場からの環境負荷(CO2及びVOC)を半減する塗装技術を新たに開発するなど、生産分野での様々な環境対策を進めている。今後は、アフターセールスの分野でも、積極的に環境維持・改善活動に取り組んでいくという。

情報源 日産自動車(株) プレスリリース
機関 日産自動車(株)
分野 地球環境
キーワード 塗料 | 環境負荷 | 大気汚染 | 日産自動車 | VOC | 揮発性有機化合物 | 水性塗装 | 安全性 | 臭気
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