サントリーグループとキリングループは、物流部門での環境負荷の低減を目指し、2009年7月から千葉県内(ただし、流山市、野田市、松戸市、柏市、浦安市を除く)において、清涼飲料商品の配送業務を共同で行なうことで合意したと発表した。現在、両グループは千葉県千葉市内に清涼飲料商品の物流拠点をそれぞれ構えているが、今後、サントリーフーズの物流拠点にキリンビバレッジの物流拠点の清涼飲料商品を集約すると同時に、同県内の得意先に共同配送を開始する。この取り組みにより、両社合計で年間のCO2出量を約46.0トン(約11%)削減することが可能となるという。両社は、これまでも共同配送について検討を重ねており、今回、千葉県の清涼飲料について、物流拠点を集約することで配送およびピッキングの効率化を実現し、環境負荷低減にもつながることが検証されたため、2009年7月から実施することが決定したという。