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 政府、モントリオール議定書第27回締約国会合の結果を公表

発表日:2015.11.12


  環境省と外務省は、平成27年11月1日から5日にアラブ首長国連邦のドバイで開催された「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書第27回締約国会合(MOP27)」の結果を公表した。同会合では、昨年に引き続き、オゾン層を破壊しないが高い温室効果を有するHFC(ハイドロフルオロカーボン)の生産・消費の段階的削減に関する議定書改正提案が提出されるとともに、同提案も含めたHFC管理の実現可能性及びその方法に関し議論を行うためのコンタクトグループが設置され、議論が行われた。また、オゾン層破壊物質(ODS)であるハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)の規制、及び臭化メチル等の不可欠用途申請の承認等が行われた。その他、先進国によるHCFCの不可欠用途申請の必要性等に関する検討、HCFCを含む製品または機器の輸入を禁止する国に関する情報の共有、等に関する決定が採択された。なお、次回MOP28は、2016年11月にルワンダ共和国のキガリで開催される予定。

情報源 環境省 モントリオール議定書の締約国会合の結果
外務省 モントリオール議定書の締約国会合の結果
機関 環境省 外務省
分野 地球環境
キーワード 環境省 | オゾン層 | 外務省 | HFC | モントリオール議定書 | HCFC | 温室効果 | 臭化メチル | ODS
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