新潟県は、新潟県カーボン・オフセット制度において、知事感謝状の第1号を決定したと発表した。新潟県カーボン・オフセット制度は、森林事業者が行う間伐による森林の二酸化炭素(CO2)吸収量などを県が認証し、クレジットを発行。そのクレジットを企業等が利用することで、カーボン・オフセットを行い、多面的機能を有する森林の整備促進を支援する仕組み。平成27年度から、県が認証したクレジットをこれまで積極的に利用し、今後もカーボン・オフセットに取り組む意向がある事業者に対して、毎年1~2者を選定し、知事から感謝状を贈呈することとなった。今回、その第1号として、アサヒビール(株)新潟支社を選定した。同社では、平成21年の制度開始からこれまでに合計2,574万円をカーボン・オフセットに寄付している。同県では、平成27年12月17日に新潟県庁において、感謝状の贈呈を行うという。