環境省は、(仮称)秋田・潟上ウィンドファーム風力発電事業に係る環境影響評価準備書について、平成27年12月25日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)ウェンティ・ジャパンが、秋田県潟上市・秋田市において、総出力66,000kW未満(3,000kW級×最大22基)の風力発電設備を新設するもの。対象事業実施区域の周辺には、住居や学校等の配慮が特に必要な施設が存在している。また、同区域内ではオオタカ等の猛禽類の生息及び営巣が確認されているほか、「八郎潟調整池」から飛来する多数の渡り鳥が同区域を通過している。今回の環境大臣意見では、1)風力発電設備の稼働に伴う騒音等及び風車の影による重大な影響が懸念されることから、設置基数や配置等の見直し、それらを踏まえた調査、予測及び評価を再度実施すること、2)環境基準を達成するよう、一部の風力発電設備の稼働を調整すること等により、影響を極力低減すること、3)バードストライクを低減する措置及び追加的な環境保全措置を講ずること、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 秋田県 | バードストライク | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | 風車 | ウェンティ・ジャパン |
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