環境省は、静岡県で計画されている「(仮称)浜松市天竜区熊風力発電事業計画段階環境配慮書」について、平成29年8月1日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、自然電力(株)が、静岡県浜松市において、最大で総出力30,000kW(2,000kW×最大15基)の風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域内及びその周辺には、植生自然度が高いとされた植生及び保安林が存在している。また、同区域及びその周辺においては、クマタカの生息が確認されているほか、同区域の周辺はサシバ等の渡り鳥の渡り経路となっている可能性がある。さらに、事業実施想定区域の近隣には複数の住居が存在している。今回の環境大臣意見では、風力発電設備等の配置等を検討するに当たり、1)騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、2)風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 鳥類 | 静岡県 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | 風車 | 自然電力 |
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