国土交通省は、下水・下水汚泥からのリン回収・活用に関する検討会を設置したと発表した。我が国は、貴重資源であるリンを全量輸入に頼っているが、国内の肥料価格が増大していることから、下水や下水汚泥からのリンの回収・活用が求められている状況にある。そこで同省は、下水汚泥等からのリン回収に取り組んでいる、又は具体的な取り組みを予定している自治体における現状や課題を把握するとともに、ユーザー側の実態やニーズ等を把握し、今後の取り組みの方向性を検討することを目的として、同検討会を設置する。第1回会議は、「リンを取り巻く現在の状況」や「リン回収・活用に関する話題提供」について、平成21年1月20日(火)に実施される。