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 奈良県、オオミネイワヘゴ保護管理事業計画を策定

発表日:2016.04.20


  奈良県は、オオミネイワヘゴ保護管理事業計画を策定したと公表した。同県では、「奈良県希少野生動植物の保護に関する条例」に基づき12種の「特定希少野生動植物」を指定し、その生息地等の保全や再生など、特定希少野生動植物の保護を図るための事業を、適正かつ効果的に実施することを目的に、保護管理事業計画を策定している。今回、オオミネイワヘゴ(山地の斜面に生息する常緑のシダ植物)の保護管理事業計画を策定した。事業区域は、奈良県内の同種の生息する地域。事業目標は、1)既知生息地の保全とモニタリング:個体群の維持状況(個体数の増減等)のモニタリングと、環境変化(樹林の崩壊、ニホンジカの食害等)の有無の監視、2)移植・増殖技術の確立及び生息域外保全の推進による絶滅リスクの軽減:専門機関による系統保存と移植・増殖技術の確立、増殖個体の生息地への移植、としている。また、関係行政機関・県民等への普及啓発を推進するという。

情報源 奈良県 報道発表資料
奈良県 保護管理事業計画
奈良県 特定希少野生動植物オオミネイワヘゴ保護管理事業計画の概要(PDF)
機関 奈良県
分野 自然環境
キーワード モニタリング | 計画 | 環境保全 | 生息域外保全 | 生息地 | 希少種 | 保護 | 野生動植物 | 奈良県 | オオミネイワヘゴ
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