奈良県は、カスミサンショウウオ保護管理事業計画を策定したと公表した。同県では、奈良県希少野生動植物の保護に関する条例に基づき12種の特定希少野生動植物を指定し、その生息地等の保全や再生など、特定希少野生動植物の保護を図るための事業を、適正かつ効果的に実施することを目的に、保護管理事業計画を策定している。今回、ニッポンバラタナゴに引き続き、第2弾としてカスミサンショウウオの保護管理事業計画を策定した。事業区域は、奈良県内の同種の生息する地域あるいは生息の可能性のある地域(主として県北部の丘陵地)。事業目標は、1)危機的状況にあると思われる奈良公園等の個体群の保全、2)同種が生息できる水域の保全と新たな水域の創出、3)里山地域の開発の制限と放置された里山の修復・管理、としている。さらに、パンフレットの配布、観察会、講演会等の啓発活動を行うという。
情報源 |
奈良県 報道発表資料
奈良県 保護管理事業計画 |
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機関 | 奈良県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 計画 | 里山 | 環境保全 | 生息地 | 条例 | 保護 | 野生動植物 | 奈良県 | 希少 | カスミサンショウウオ |
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