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 環境省、ミドリガメの生息個体数等の推定結果などを公表

発表日:2016.04.22


  環境省は、全国の野外におけるアカミミガメ(通称:ミドリガメ)の生息個体数等を推定し、対策の普及啓発ツールを公表した。同省では、「生態系被害防止外来種リスト」において緊急対策外来種に位置づけられたことを受けて、平成27年7月に「アカミミガメ対策推進プロジェクト」を立上げ、取組を強化している。今回、プロジェクトの一環として、神戸市立須磨海浜水族園、千葉県野生生物研究会等のデータ提供を受け、東邦大学理学部の協力により、現在の生息情報及び環境条件を活用した統計モデルを用いて推定を実施した。その結果、アカミミガメの生息個体数の推定値は約800万匹(中央値)に達しており、関東平野、濃尾平野、大阪平野、瀬戸内、有明海周辺などに生息好適地が多いと推定された。同省では、終生飼養を進め、捨てガメのゼロを呼びかけるためのポスター、チラシ、イベント等で活用するツール等を作成し、公開・配布している。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料
環境省 日本の外来種対策 アカミミガメ
国立環境研究所 侵入生物データベース ミシシッピアカミミガメ
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 生息地 | 個体数 | 生息数 | 神戸市立須磨海浜水族園 | 東邦大学 | アカミミガメ | ミドリガメ | 千葉県野生生物研究会
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