環境省は、平成28年度地域循環拠点(エコタウン等)高度化モデル事業の公募を開始すると発表した(受付期間:平成28年4月28日~5月27日17時必着)。同事業は、各エコタウンや静脈産業立地・集積地域等において、高度なリサイクルの実現等の求められる役割を果たしつつ、地域の自治体、事業者等の様々な主体が連携・協働した課題解決に資するモデルプランを立案し、その実証及び効果の検証を行うことにより、他地域への横展開を図ることができる事業を推進するもの。対象事業は、1)金属資源を含む循環資源のうち、太陽光パネル・蓄電池・その他の廃電気電子機器等の3R事業、2)現状において適正なリサイクルが困難であるが、今後、排出量が増大すると考えられる太陽光パネル・蓄電池・石膏ボード等の3R事業、3)土石系の循環資源の高付加価値で効率的な3R事業、4)港湾やストックヤード等を活用するなど、静脈物流の効率化に資する事業、5)海外で発生した循環資源を輸入し、国内でリサイクルする事業、6)その他、となっている。