環境省は、(一社)環境パートナーシップ会議を執行団体に選定し、平成28年度「環境リスク調査融資促進利子補給事業」に参加する金融機関の公募を開始したと発表した(公募期間:平成28年5月13日~10月31日17時必着)。同事業は、環境リスク調査融資のうち地球温暖化対策のための設備投資に係る融資を行う金融機関に対し、その利子の軽減を目的とする給付金(利子補給金)を交付するもので、環境リスク調査融資の普及を促進し環境金融の拡大を図るとともに、地球温暖化対策のための設備投資を促進し二酸化炭素の排出削減を推進することを目的としている。今回、環境リスク調査融資を実施する金融機関を公募する。交付の対象となる事業は、太陽光発電設備、風力発電設備、バイオマス利用装置、地熱発電設備、水力発電設備、コジェネレーション設備等の、地球温暖化対策のための設備投資。採択された金融機関(指定金融機関)は順次、環境パートナーシップ会議のホームページに掲載されるという。