環境省は、(公財)日本環境協会を執行団体に選定し、平成29年度「環境配慮型融資促進利子補給事業」に参加する金融機関の公募を開始したと発表した(公募期間:平成29年5月18日~10月31日17時必着)。同事業は、環境配慮型融資のうち地球温暖化対策のための設備投資に係る融資を行う金融機関に対し、その利子の軽減を目的とする利子補給金を交付するもので、環境配慮型融資の普及を促進し環境金融の拡大を図るとともに、地球温暖化対策のための設備投資を促進し二酸化炭素の排出削減を推進することを目的としている。今回、環境配慮型融資を実施する金融機関を公募する。交付の対象となる事業は、1)経営全般事項、2)事業関連事項、3)環境パフォーマンス事項の3事項により審査・評価され、その評価結果によって金利が変更される融資。採択された金融機関は順次、日本環境協会のホームページに掲載されるという。