福岡県は、「福岡県再生可能エネルギー導入支援アドバイザー派遣事業」を新たに創設し、平成28年5月16日から受付を開始すると発表した。同県では、県民生活や経済活動の基盤であるエネルギーの安定供給を図るため、エネルギーの効率的利用に加え、バイオマス発電、小水力発電など、地域の特性を活かした多様な再生可能エネルギーの導入を進めている。今回開始する事業は、県内に事業所を有する民間事業者・自治会・特定非営利活動法人等を対象に、専門的な知識や豊富な経験を有する人材を派遣し、課題解決を図ることにより再生可能エネルギー導入等を支援するもの。対象事業は、再生可能エネルギーの導入検討、既に導入している再生可能エネルギー設備のメンテナンス・安全対策の検討で、対象分野は以下のとおり。1)太陽光発電(設備のメンテナンス、安全対策に係る相談に限る)、2)小水力発電、3)風力発電、4)バイオマス発電・熱利用、5)地中熱利用。なお、利用回数は1案件につき原則2回である。