宮崎県は、平成28年度新エネルギー普及促進モデル事業補助金の公募を開始すると発表した(募集期間:平成28年6月15日~7月13日)。同補助金は、新エネルギーの普及拡大及び低炭素社会の実現を図ることを目的とするもの。幼稚園、保育所、病院などの多くの訪問者がある民間の公共的な施設などに、自家消費目的で新エネルギー設備をモデル的に設置した場合、費用の一部に補助を行なうことで、太陽光発電をはじめとした新エネルギーの効果を体感するとともに、その普及拡大を図る。補助対象者は、発生するエネルギーを主に自家消費することを目的として新エネルギー設備を県内に設置する方(地方公共団体や個人を除く)。補助対象となる新エネルギー設備は、太陽光発電(10kW未満)、風力発電(20kW未満)、太陽熱利用、温度差熱利用、バイオマス熱利用、その他知事が適当と認める新エネルギー設備で、設計費等の補助対象経費の1/3以内(上限200万円)が補助される。同県では、8月上旬に採択者(3件程度)を公表する予定。