環境省は、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法の一部改正に伴い、PCB廃棄物処理基本計画を変更したと発表した。高濃度のPCB廃棄物については、期限内の処理完了に向けて現在、中間貯蔵・環境安全事業(株)(JESCO)の全国5カ所のPCB処理事業所において、処理が進められている。今回、計画的処理完了期限の1日も早い達成に向けて、特別措置法の一部改正を行い、これまでの環境大臣が定める計画であったものを閣議決定計画に位置づけることとなった。基本計画の主な内容は、1)基本的な方針、2)PCB廃棄物の処分量等の見込みと年度ごとの量の公表、3)高濃度PCB廃棄物・使用製品の調査、関係者の連携強化、情報共有等、4)PCB廃棄物の処理施設の整備、処理再生に関する事項、5)政府が保管事業者として実行する措置、6)少なくとも1年ごとに基本計画を点検、見直しすること等となっている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 |
キーワード | 廃棄物処理 | 環境省 | PCB | ポリ塩化ビフェニル | JESCO | 基本計画 | 中間貯蔵・環境安全事業 |
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