環境省は、経済産業省と共同で、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化管法)に基づき、届出対象事業者から届出された平成19年度の化学物質の排出量・移動量(PRTRデータ)等の集計結果を公表した。対象となるのは人の健康や動植物に有害な影響を及ぼすおそれのある354 種類の化学物質。これによると、平成19年度は、全国の40,725事業所から届出があり、届出排出量が234千トン、届出移動量が223千トンで、その合計は457千トン(前年度469千トン)であった。排出量では、大気への排出が210 千トンと最も多く、移動量では、事業所外への廃棄物としての移動が221 千トンと最多であった。また、届出排出量・移動量の多い上位5物質は、トルエン、キシレン、マンガン及びその化合物、塩化メチレン、エチルベンゼンであった。なお、届出対象外排出量の推計結果は292千トンであった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
経済産業省 報道発表資料 |
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機関 | 環境省 経済産業省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 環境省 | 経済産業省 | 廃棄物 | 排出量 | PRTR | 化管法 | 移動量 |
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