環境省と経済産業省は、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化管法)に基づき、届出対象事業者から届出された平成29年度の化学物質の排出量・移動量(PRTRデータ)等の集計結果を公表した。平成29年度は、全国の34,253事業所から届出があり、届出排出量152千トン、届出移動量235千トンで、合計は387千トン(前年度比2.7%増)であった。そのうち、継続物質276物質のうち届出があった261物質は、届出排出量136千トン、届出移動量211千トンで、合計は347千トン(前年度比2.2%減増)であった。総届出排出量の内訳は、大気への排出138千トン、公共用水域への排出7.0千トン、土壌への排出3.1トン、事業所内での埋立処分7.3千トン。総届出移動量の内訳は、事業所外への廃棄物としての移動234千トン、下水道への移動0.94千トンとなった。また、届出排出量・移動量の多い上位5物質は、トルエン、マンガン及びその化合物、キシレン、クロム及び三価クロム化合物、エチルベンゼンであった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
経済産業省 ニュースリリース |
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機関 | 環境省 経済産業省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 環境省 | 経済産業省 | 廃棄物 | 排出量 | PRTR | 化管法 | 移動量 |
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