(株)IHI環境エンジニアリング(IKE)、滝川市及びラサ工業(株)は、北海道滝川市周辺地域で発生する籾殻の有活用を図り、地域の振興・発展を寄与することを目的として、平成28年10月28日に共同研究協定を締結したと発表した。現在、籾殻は暗渠資材、堆肥化および畜舎の敷料などの農業資材での利用にとどまっているが、燃焼させると木質バイオマスと同等の熱量を発生させるため、地域で身近に存在するエネルギー資源として期待されている。一方、籾殻は木質バイオマス燃料と比較すると灰分割合が高く、燃焼させると多くの燃焼残渣が排出され、この燃焼残渣の活用も籾殻利用を推進する上で課題となっている。今回の事業は、IKEとラサ工業が共同開発した小規模分散型熱利用システムを籾殻へ適用するもので、籾殻利用に関する情報交換や調査をはじめ、籾殻の燃料化と燃焼試験、燃焼熱の農業利用、さらに燃焼残渣の活用に関する研究事業を協働で取り組むという。
情報源 |
(株)IHI ニュース(PDF)
ラサ工業(株) お知らせ(PDF) |
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機関 | (株)IHI (株)IHI環境エンジニアリング 滝川市 ラサ工業(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | もみ殻 | IHI | 残渣 | 木質バイオマス | 協定 | 燃焼 | 熱利用 | 有効活用 | 滝川市 | ラサ工業 |
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