環境省は、北海道新幹線新青森~新函館北斗間が平成28年3月26日に開業したことに伴い、同区間沿線の騒音測定を行い、新幹線鉄道騒音に係る環境基準の達成状況を公表した。新幹線鉄道騒音については、環境基本法第16条の規定に基づき「新幹線鉄道騒音に係る環境基準について」が告示され、地域類型別の基準値や達成目標期間が設定されている。今回の騒音測定は、開通区間(路線延長約149km、うちトンネル以外の区間約52km)の中から8測定地点を選定し、平成28年10月~11月に実施。その結果、I類型(住居地域など・70デシベル以下)では測定した7地点のうち6地点で、II類型(商工業地域など・75デシベル以下)ではすべての地点(1地点)で、環境基準を達成していることを確認した。同省では、今回の結果を踏まえ、環境基準が可及的速やかに達成されるよう、国土交通省、北海道、青森県に対し要請を行った。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | 環境省 | 国土交通省 | 北海道 | 環境基準 | 環境基本法 | 鉄道騒音 | 青森県 | 北海道新幹線 |
関連ニュース |
|