和歌山県は、平成28年度ガンカモ類の生息調査の結果を公表した。この調査は、日本におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生生物行政に必要な資料とするため、昭和44年度から毎年この時期に全国一斉調に行っているもの。今回、平成29年1月8日に、県内の河川、池、沼、ダム、海岸などの渡来地348ヶ所で調査を実施。その結果、カモ類が16種10,089羽(昨年度:15種9,633羽)確認され、種類数・個体数ともに例年並みであった。ガン類は1種1羽(同:0羽)確認され、ハクチョウ類は確認されなかった(同:0羽)。また、個体数が多かった渡来地は紀の川で、1,832羽(同:1,949羽)確認され、例年より少ない状態が続いていた。確認された種については、レッドリスト選定種(ヒシクイ・トモエガモ)や、アメリカヒドリやウミアイサなどの比較的珍しい種も確認された。
情報源 |
和歌山県 わかやま県政ニュース
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機関 | 和歌山県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 野生生物 | ガン | カモ | 生息調査 | ガンカモ類 | ハクチョウ | 冬期 | 和歌山県 | 渡来地 |
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