国内ニュース


 和歌山県、平成29年度ガンカモ類の生息調査の結果を公表

発表日:2018.02.13


  和歌山県は、平成29年度ガンカモ類の生息調査の結果を公表した。この調査は、日本におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生生物行政に必要な資料とするため、昭和44年度から毎年この時期に全国一斉調に行っているもの。今回、平成30年1月14日に、県内の河川、池、沼、ダム、海岸などの渡来地346ヶ所で調査を実施。その結果、カモ類が15種10,666羽(昨年度:16種10,089羽)確認され、種類数・個体数ともに例年並みであった。ガン類は1種1羽(同:1種1羽)確認され、ハクチョウ類は確認されなかった(同:0羽)。また、個体数が多かった渡来地は紀の川で、2,340羽(同:1,832羽)確認され、ここ数年より多く、例年並みに回復した。確認された種については、レッドリスト選定種(マガン)や、比較的珍しい種(アメリカヒドリ・ウミアイサ)も確認された。

情報源 和歌山県 わかやま県政ニュース
機関 和歌山県
分野 自然環境
キーワード 野生生物 | ガン | カモ | 生息調査 | ガンカモ類 | ハクチョウ | 冬期 | 和歌山県 | 渡来地
関連ニュース

関連する環境技術