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 和歌山県、平成23年度ガンカモ類の全国一斉生息調査の結果を公表

発表日:2012.02.03


  和歌山県は、平成23年度ガンカモ類の全国一斉生息調査の結果を公表した。この調査は、ガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生生物保護行政に必要な資料とするため、昭和44年度から毎年この時期に全国一斉調査を行っているもの。今回、平成24年1月15日に、県内の河川、池、沼、ダム、海岸などの渡来地349ヶ所で調査を実施。その結果、カモ類が17種10,462羽(昨年度:16種10,956羽)確認された。ハクチョウ類とガン類は、今年度は確認されなかった。また、個体数が多かった種は、マガモ・ヒドリガモで、レッドリスト選定種であるトモエガモ(絶滅危惧Ⅱ類)が紀の川下流域で4羽確認された。渡来地の日高川や有田川では、地形の変化により、個体数の減少や生息場所の移動が見られたという。

情報源 和歌山県 県政ニュース
機関 和歌山県
分野 自然環境
キーワード 野生生物 | ガン | カモ | 生息調査 | ガンカモ類 | ハクチョウ | 冬期 | 和歌山県 | 渡来地
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