栃木県は、栃木県版レッドリストを改訂したと発表した。同県では、栃木県内の絶滅のおそれのある野生動植物等についてとりまとめた県版レッドリスト・レッドデータブックを策定しており、平成26年度から改訂作業を進めてきた。今回の改訂(第3次レッドリスト)では、前回(2011年)に比べ、里山林整備等の効果により動植物の生息・生育環境が改善された点も認められたが、湿地の乾燥化や外来種侵入等の影響により、全体としては、リスト掲載種が増加する結果となった。掲載数は138種増の1,531種となり、うち絶滅危惧種(絶滅危惧Ⅰ類及びⅡ類、準絶滅危惧種)は75種増の1,021種である。同県では今後、レッドリスト掲載種について解説したレッドデータブックの改訂作業を進め、平成30年3月に発刊の予定という。
情報源 |
栃木県 栃木県版レッドリスト・レッドデータブックの改訂について
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機関 | 栃木県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 外来種 | 絶滅危惧種 | 湿地 | レッドリスト | 野生動植物 | 栃木県 | レッドデータブック | 里山林 |
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