栃木県は、県版レッドリスト・レッドデータブック改訂の中間報告を公表した。同県では、栃木県内の絶滅のおそれのある野生動植物等についてとりまとめた県版レッドリスト・レッドデータブックを策定しており、平成26年度から改訂作業(レッドリストは6年ぶり、レッドデータブックは13年ぶり)に着手している。今回、約1年間の改訂作業の中で、貴重な情報も収集されてきたことから、これまでの取組やトピック情報を中間報告として公表した。主なトピック情報は、1)クロシジミ:絶滅が心配されていたが、2011年に再発見、2)ホンゴウソウ:絶滅したと考えられていたが、約80年ぶりに再発見、3)ワタラセツリフネソウ:渡良瀬遊水地で発見され、近年、新種として発表、となっている。同県では今後、レッドリストは、平成28年度末の改訂・公表に向けて、今後も改訂専門委員会での検討及び希少種等の調査を進める。また、レッドデータブックは、平成29年度中に作成し、発行する予定という。
情報源 |
栃木県 報道発表資料
栃木県 県版レッドリスト・レッドデータブック改訂の中間報告(PDF) |
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機関 | 栃木県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 絶滅危惧種 | 希少種 | レッドリスト | 野生動植物 | 栃木県 | レッドデータブック |
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