大阪府立環境農林水産総合研究所は、「おおさかエコテック(環境技術評価・普及事業)」において、2件の技術・製品を「ゴールド・エコテック」に選定したと発表した。同事業は、大阪発の優れた環境技術の普及を通じて環境保全を推進するため、大阪府内の中小・ベンチャー企業等によって開発された先進的な環境技術・製品を評価・選定し、広報するもので、平成15年度から実施している。今回、平成28年度第2回の技術評価の結果、以下の2技術・製品を、特に優れた技術である「ゴールド・エコテック」に選定した。1)(有)三宝金型製作所の原料削減が可能な「発泡ビーズ成形金型」(資源の有効活用に配慮した技術・製品)、2)トワロン(株)の錆びない被覆線「IR被覆線」(同)。これにより、事業開始から96技術・製品が選定された(平成29年3月現在)。なお、「おおさかエコテック」への申請は、随時受け付けているという。