ヤンマー(株)は、ミャンマー連邦共和国の農業ビジネス会社MAPCOの精米所内に、籾殻ガス化発電の実証プラントを整備し、籾殻ガス化発電の実証試験を開始する。発電プラントは、精米所で発生した籾殻(20t/日)を貯蓄ホッパーに送り、ガス化炉に投入し、発生したガスをフィルターなどで精製・冷却した後に、プラントの中核をなすガス化コージェネレーション設備の燃料として使用するフローとなっている。精米施設の稼働に必要な電力を供給するとともに、廃熱は籾の乾燥機に供給し、副生物の籾殻チャー(残渣)の肥料成分は農地への還元利用を予定している。さらに、排水処理試験などを十分に行い、環境に配慮したシステム構築を図るという。2015年11月から2018年3月まで、通常時300kW(最大500kW)の発電実証試験を実施するという。
情報源 |
ヤンマー(株) ニュースリリース
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機関 | ヤンマー(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | CO2排出量 | 廃熱 | 籾殻 | ヤンマー | ミャンマー | コージェネレーションシステム | ガス化発電 | 精米所 |
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