東京ガス(株)は、豊洲埠頭地区(東京都江東区)の「豊洲スマートエネルギーセンター」の竣工を発表した。同センターは、「豊洲グリーン・エコアイランド構想」等によるまちづくりが進む同地区において、情報通信技術(ICT)を活用したスマートエネルギーネットワークの核として、熱と電気を効率的に供給する施設。大型で高効率のガスエンジンコージェネレーションシステムにより発電した電力を豊洲市場へ供給し、廃熱を同区域の熱供給に有効活用するとともに、同社施設では初となるガス圧力差発電を導入する。また、災害や事故などの不測の事態に配慮し、BCP対応として、ガスエンジンコージェネレーションシステムにブラックアウトスタート仕様を採用し、電力の自営線の敷設および中圧ガス導管を活用する。さらには、CTを活用し、リアルタイムでの熱源機最適制御や、エネルギーの見える化を可能にする。これらにより、CO2排出量の約40%削減を目指すとともに、地域の防災性の向上を図るという。
情報源 |
東京ガス(株) プレスリリース
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機関 | 東京ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 東京都 | CO2排出量 | 東京ガス | ICT | エネルギー供給 | ネットワーク | スマートエネルギー | コージェネレーションシステム | 豊洲 | 圧力差発電 |
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