(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、カンボジアにおける籾殻ガス化発電プロジェクトで、実証サイトが完成したと発表した。このプロジェクトでは、電化率が低い地方の農村地域の精米所に籾殻ガス化発電機やガス化炉、炭化装置、高効率精米機などを設置。1)籾殻ガス化発電による精米工場への電力の供給、2)発電用燃料として使用した後の籾殻灰の土壌改良剤(肥料)へのリサイクル、3)省エネ型籾殻分離システムによる農業の生産性向上、という複合メリットを生み出す低コストでコンパクトなバイオマス発電環境システムの実証を行う。NEDOでは今後、実証運転によるデータの評価、検証を行うとともに、同国内でのシステム普及に向け、施設公開や技術者育成、普及セミナー等に取り組んでいくという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | リサイクル | バイオマス発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | カンボジア | 籾殻 | ガス化発電 |
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