名古屋市は、「低炭素都市なごや戦略実行計画」の進行管理として、2014年度(確定値)および2015年度(速報値)の温室効果ガス排出量の調査結果を公表した。これによると、2014年度の温室効果ガス排出量(確定値)は1,511万トン-CO2となり、基準年度(1990年度)から13.2%減少し、前年度から4.8%減少した。この要因として、エネルギー消費量が前年度より減少したことに加え、電気事業者による取組により電力原単位が改善したためとしている。一方、2015年度の温室効果ガス排出量の速報値は1,472万トン-CO2となり、基準年度から15.4%減少し、前年度から2.6%減少した。エネルギー消費量が前年度より減少したことに加え、電気事業者による取組により電力原単位が改善したことによるという。