国内ニュース
環境省と経済産業省、チェコ共和国とのグリーン投資スキーム（GIS）実施に向けた割当量購入契約の締結について発表
発表日：2009.03.31
環境省と経済産業省は、平成21年3月30日、（独）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）がチェコ共和国とのグリーン投資スキーム（GIS）実施に向けた割当量購入契約の締結をしたと発表した。GISとは、京都議定書第17条に基づく排出量取引のうち、割当量等の移転に伴う資金を、温室効果ガスの排出削減その他環境対策を目的に使用するという条件の下で行う、国際的な排出量取引のこと。今回の契約は、経済産業省及び環境省から京都メカニズムクレジットの取得事業を委託されているNEDOが、両国政府間で署名された覚書及びガイドラインに基づいて締結する、割当量の購入に関する契約であり、NEDOはチェコ共和国政府より4,000万トンの割当量を購入することになる。今後は、環境対策に資するプロジェクトの確実な実施に向けて、引き続きチェコ共和国政府と緊密に協力していく予定という。
