福島県は、平成29年度再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業の採択状況を公表した。同事業は、県内の民間企業等が東日本大震災後に新たに研究開発を進めてきた再生可能エネルギー関連技術について、その事業化・実用化のための実証研究事業に対し、その経費の一部を予算の範囲内で補助するもの。今回、以下の7件の研究テーマを採択した。1)再生可能エネルギー導入促進向け次世代コジェネシステムの実証、2)ブロックチェーンを活用した再エネ普及に向けた模擬DR実証事業、3)I-V精密評価機能を有す現場PVメンテナンス支援システム構築、4)ガス化発電による森林バイオマス地産地消システムの実用化研究、5)地質調査孔による新方式TCPの計測機械と解析ソフトの開発、6)空力弾性モデルを使用した国内初の10kW垂直軸風車の開発、7)ドローンによる太陽光発電O&M事業支援ソリューションの開発と実証研究。なお、平成29年度の募集は、予算を満たしたため、終了となった。