環境省は、長崎県壱岐市において、ツマアカスズメバチが確認されたと発表した。ツマアカスズメバチは、外来生物法で特定外来生物に指定されており、これまで国内では長崎県対馬市において定着が確認されている。対馬市以外では、平成27年9月に福岡県北九州市において巣が、平成28年5月に宮崎県日南市において女王バチがそれぞれ確認され、駆除を行ったが、その後のモニタリング調査で新たな個体や巣は確認されていない。今回、平成29年9月24日に壱岐市の養蜂農家がミツバチ巣箱付近を飛んでいたスズメバチ5個体を捕獲し、2個体の死骸により、ツマアカスズメバチの働きバチであることが確認された。同月26日に確認地点及びその周辺における調査を実施したが、同日中に巣は確認されなかった。今後、関係機関と連携しながら発見された地点及び周辺での緊急調査を実施するとともに、営巣情報の収集に努め、確認された場合は防除を実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
長崎県 報道記者発表資料 |
---|---|
機関 | 環境省 長崎県 壱岐市 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 外来生物法 | 特定外来生物 | 長崎県 | 対馬市 | ツマアカスズメバチ | 壱岐市 |
関連ニュース |
|