環境省は、「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」の選定結果を公表した。同事業は、エコハウス設計手法を活用した21世紀環境共生型モデル住宅の整備事業、及び同モデル住宅を活用した住宅環境対策に関する普及活動事業であり、建設、居住、改修、建替えのライフサイクルにわたって環境負荷が少なく、かつ快適な暮らしを実現する環境共生型住宅(エコハウス)のモデルハウスを全国20箇所程度において整備し、これを活用した住宅環境対策に関する普及活動を各地域において展開するもの。これにより、国民(需要側)及び建築設計事務所・工務店等(供給側)の双方で、エコハウスに対する知識や技術を高め、これを共有することによって、地域におけるエコハウスの普及体制を強化していく。今回、58の地方公共団体からの応募があり、委員会における審査を経て20団体が選定された。