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 フジタ、ミャンマーにおけるもみ殻を燃料とした発電事業に着手

発表日:2017.10.30


  (株)フジタは、ミャンマーの農業ビジネス会社MAPCO社と合弁会社を設立し、稲作地域エーヤワディ管区において発電事業を開始すると発表した。2017年10月28日に、同管区の工業大臣や環境農業大臣の他、120名の関係者が出席し、同事業の公表式典が開催された。合弁会社は、環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業)を活用し、エーヤワディ管区の精米工場から発生するもみ殻(18,216t/年)を主な燃料とするバイオマス発電施設(発電出力1,816kw、年間発電量12,790,800kwh/年規模)を建設し、電力の販売を行う予定。地域における電力の安定供給や、もみ殻の不法投棄の解消、旧式の自家発電設備から生じる有害物質の排出抑制などを通じて、精米工場の安定稼働と品質の確保、低炭素コミュニティ形成に資する事業にしたいという。

情報源 (株)フジタ インフォメーション
機関 (株)フジタ
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード バイオマス発電 | もみ殻 | フジタ | 二国間クレジット | ミャンマー | 稲作 | MAPCO
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