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 三菱電機、静電気を利用してPM2.5などを取り除く空気清浄デバイスを開発

発表日:2017.12.21


  三菱電機(株)は、静電気を利用して大気中のPM2.5や花粉・ホコリなどを除去する空気清浄デバイスを開発した。PM2.5をはじめとする大気汚染の深刻化や、建物の高気密・高断熱化による室内換気の重要性の高まりを受けて、空気清浄デバイスの用途や需要が拡大している。同社が開発したデバイスは、プラスチック製の捕集板と不織布ブラシの摩擦により静電気を発生させる仕組み。世界保健機関の環境基準(PM2.5濃度10μg/m3以下)を満たす清浄空気による換気と、約10年間の継続使用を可能とする省メンテナンスを実現した。また、一般的な電気集塵機とは異なり放電しないため火災のリスクやオゾン・窒素酸化物の発生を低減できる。今後、中国でフィールド試験を開始し、2020年度の事業化を目指すという。

情報源 三菱電機(株) ニュースリリース
三菱電機(株) ニュースリリース(PDF:372KB)
機関 三菱電機(株)
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 大気汚染 | 三菱電機 | 換気 | 環境基準 | PM2.5 | デバイス | 静電気 | 空気清浄
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