大阪府は、平成30年度新エネルギー産業(電池産業)創出事業補助金の公募を開始すると発表した(募集期間:平成29年4月23日~6月5日)。同府では、大阪・関西のポテンシャルを活かし、「蓄電池」や「燃料電池」を成長分野と位置づけ、その競争力の強化に重点的に取り組んでいる。今回、この取り組みの一環として、蓄電池、燃料電池等の関連産業における事業化を促進するため、新たな研究開発や試作開発・実証実験等に対し、その必要な経費の一部を助成する。府内企業によるリチウムイオン電池や燃料電池等の材料や部材の開発、水素ステーションの構成機器や部材の開発、蓄電池診断器・充放電装置・製造用装置の開発等に加えて、今年度より、府外企業による蓄電池を活用したロボットやドローン、燃料電池を活用したモビリティをはじめとする製品の実証実験であって、大阪府内で実施するものも補助対象としている。補助事業の実施期間は、交付決定日から平成31年3月31日までとなっている。