環境省は、やんばる国立公園(平成28年9月15日指定)の公園区域の拡張等について、中央環境審議会自然環境部会から「適当である旨」の答申がなされたと発表した。平成28年12月、同国立公園に隣接するアメリカ軍北部訓練場の一部(約4,000 ha)が返還された。その後、返還地において自然環境調査・分析を行った結果、高い林齢の亜熱帯照葉樹林がまとまって存在しており、既存の公園区域と一体的な風景型式を有していることが確認された。今回、一体的かつ適正に保護管理を図るために、返還地の大半に長く連なる脊梁(せきりょう)山地を中心とした約3,700 haを公園区域に編入するとともに、森林ツーリズムの推進に向けた地域の動き等を踏まえ、保護規制計画および利用施設計画を変更するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | ヤンバルクイナ | やんばる国立公園 | 中央環境審議会自然環境部会 | 亜熱帯照葉樹林 | 米軍北部訓練場 | 返還地 |
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