京都大学野生動物研究センターの三谷教授らは、グリーンランドのフィヨルドに生息する「ワモンアザラシ」が利用している海洋環境の詳細を解明した。グリーンランド北西部の氷河フィヨルドでは、急速な氷河の融解が進んでおり、海洋生態系への影響が懸念されている。今回、研究グループはワモンアザラシに衛星発信器を装着し、位置情報や海洋環境データを収集し、夏季と冬季の移動パターンや潜水行動を調査した。その結果、ワモンアザラシは夏は氷河付近、冬は浅い海域を利用し、特定の水塊で餌を採取していることが明らかになった。──本研究は、氷河の融解がワモンアザラシの生態に与える影響を明らかにし、グリーンランドにおける氷河変動と海洋生態系の相互作用関係への理解を深めるものである。今後、餌生物の分布特徴をさらに調査することで、より詳細な生息地利用の特徴を明らかにできると抱負を述べている。
情報源 |
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北海道大学 TOPICS |
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機関 | 京都大学 北海道大学 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | グリーンランド | 海洋生態系 | 衛星発信器 | 水塊 | 氷河融解 | フィヨルド | ワモンアザラシ | ホッキョクダラ | 季節移動 | 生息地利用 |
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