環境省は、2024年12月10日から16日までナミビア共和国・ウィントフックで開催された「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(Intergovernmental Science-Policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services: IPBES(読み:イプベス)総会第11回会合」の結果を報告した。
本会合では、「生物多様性、水、食料及び健康の間の相互関係に関するテーマ別評価(ネクサス・アセスメント)」と「生物多様性の損失の根本的要因、変革の決定要因及び生物多様性2050ビジョン達成のためのオプションに関するテーマ別評価(社会変革アセスメント)」の報告書が承認された。また、2025年から2028年までの「生物多様性と生態系サービスに関する第2次地球規模評価」のスコーピング文書も承認された。ネクサス・アセスメントでは、生物多様性、水、食料、健康、気候変動の相互作用を評価し、71の対応オプションが分析された。社会変革アセスメントでは、持続可能な世界に向けた社会変革のための5つの主要な戦略が示された。これらの評価は、各国の政策決定者に向けた重要なメッセージを提供し、持続可能な開発目標の達成に向けた具体的な行動を促すものである。
環境省は、IPBES総会第11回会合の成果を広く共有するため、あらためてオンライン形式の結果報告会を開催する(2025年1月下旬予定)。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | 気候変動 | 健康 | 生態系サービス | 持続可能な開発 | 政策決定者向け要約 | スコーピング文書 | ネクサス・アセスメント | 社会変革アセスメント | 水と食料の不安 |
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