新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、NEDO事業「地熱発電技術研究開発(2014~2017年度」)における発電所の環境保全対策に係る技術開発成果を紹介した。2012年3月27日付け環境省自然環境局長通知により、従前は開発が制限されていた国立・国定公園第2種・第3種特別地域内であっても、自然環境、風致景観及び公園利用への影響を最小限にとどめるための技術や手法を投入することで、地熱発電所の建設が認められるようになった。今回NEDOは、清水建設(株)、(株)風景デザイン研究所および法政大学への委託により、「エコロジカル・ランドスケープデザイン」という手法を活用した「自然環境・風致景観配慮マニュアル」と「配慮手法パタン参考集」を取りまとめ、公表した。地熱発電の導入を検討している事業者に当該マニュアル等を広く普及させることで、環境に配慮した発電所の設計支援のみならず、地熱発電導入の円滑化・加速化が期待できるという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
自然環境 環境総合 |
キーワード | NEDO | マニュアル | 自然環境 | 地熱発電所 | 風致景観配慮 | 配慮手法パタン | 参考集 | エコロジカル・ランドスケープデザイン手法 |
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