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 NEDO、国立・国定公園での地熱発電開発促進に向けた環境保全手法の評価を実施

発表日:2019.09.04


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、国立・国定公園特別地域内(以下、域内)での地熱発電開発の促進に向け、環境保全手法の評価を実施するとした。域内での地熱発電開発は、2012年以降の規制緩和により、真に優良事例とされた場合に許可されるようになった。「第5次エネルギー基本計画」において導入目標(2030年に最大約155万kW)が掲げられるが、優良事例形成において、自然環境・景観および公園利用への影響を最小限に留めるための技術や手法の開発などや、合意形成(地域協議会など)が求められている。NEDOは、2014年度より「地熱発電技術研究開発(事業期間:2013~2020年度)」において、合意形成を円滑に行うためのツールの開発として、景観や生態系に配慮した「エコロジカル・ランドスケープデザイン手法」のマニュアル化や3D景観シミュレーションソフトの開発を実施してきた。今回、実際の調査・開発フィールドで、これら手法を活用し、関係者間の合意形成支援の有効性の評価を行うという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 自然環境
環境総合
キーワード NEDO | 環境保全 | 国立公園 | 合意形成 | 国定公園 | 地域協議会 | エコロジカル・ランドスケープデザイン手法 | 地熱発電技術研究開発 | 地熱発電開発 | 3D景観シミュレーションソフト
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