兵庫県は、平成29年度の大気・水質等常時監視の測定結果を公表した。同県及び国・政令市等では、大気汚染防止法等関係法令に基づき、県内の大気汚染・水質汚濁状況等を把握するために常時監視を実施している。平成29年度の測定結果は以下のとおり。1)大気汚染状況は、全般的に改善傾向である。二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質(SPM)及び一酸化炭素は全局で環境基準を達成した。微小粒子状物質(PM2.5)は62局中55局で環境基準を達成した。光化学オキシダントは全ての測定局で環境基準を達成できなかった。2)水質汚濁状況は、健康項目は概ね環境基準を達成した。健康項目は河川233地点中222地点で環境基準を達成した。生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成率は、河川(BOD)100%、海域(COD)81%であった。また、地下水の概況調査では、97地点中92地点で環境基準を達成した。3)ダイオキシン類調査では、大気、水質・底質のすべての地点で環境基準を達成しており、近年、低濃度で推移している。
情報源 |
兵庫県 報道発表資料
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機関 | 兵庫県 |
分野 |
大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | BOD | 大気汚染 | 公共用水域 | 地下水 | 水質汚濁 | 兵庫県 | COD | 神戸市 | 常時監視 |
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