静岡県は、平成30年度の大気汚染及び水質汚濁等の状況を公表した。調査結果の概要は以下のとおり。1)大気調査:二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質は、全有効測定局で環境基準を達成したが、微小粒子状物質(PM2.5)は28地点中1地点で環境基準を達成しなかった。2)水質調査:生活環境項目のBOD及びCODの環境基準達成率は、河川(BOD)100%、湖沼(COD)50%、海域(COD)96%であった。地下水は、97%の地点で環境基準を達成した。3)ダイオキシン類調査:大気、底質、土壌及び水質について、全測定地点で環境基準を達成した。4)航空機騒音:富士山静岡空港周辺は、全測定地点で環境基準を達成した。5)新幹線騒音:新幹線鉄道沿線地域(軌道から25m)の環境基準の達成率は50.0%であった。同県では、調査結果を踏まえ、引き続き、関係事業者に対する監視や指導等を着実に行うことにより、生活環境の保全を図るという。
情報源 |
静岡県 記者提供資料
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機関 | 静岡県 |
分野 |
大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | BOD | 大気汚染 | 地下水 | 騒音 | 水質汚濁 | 土壌 | COD | 静岡県 | 有害大気汚染物質 |
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