兵庫県は、平成22年度の大気・水質等常時監視の測定結果を公表した。兵庫県及び国・政令市では、県内の大気汚染・水質汚濁状況等を把握するために常時監視等を行っている。今回の測定結果は以下のとおり。1)大気汚染については、二酸化窒素、浮遊粒子状物質(SPM)は、1局(自動車排出ガス測定局:浮遊粒子状物質)を除いて環境基準を達成した。また、平成22年度から測定を開始した微小粒子状物質(PM2.5)は、2局(一般環境大気測定局及び自動車排出ガス測定局)とも環境基準を達成できなかった。光化学オキシダントは、全局(52局)で環境基準を達成できなかった。2)水質汚濁については、健康項目について、224地点中211地点で環境基準を達成し、生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成状況は河川97%、海域81%の地点で環境基準を達成した。環境基準達成状況は、長期的には、河川では改善傾向、海域では横ばい傾向。また、地下水については、106地点中5地点で環境基準を達成しなかった。3)ダイオキシン類調査では、大気、水質・底質及び土壌のすべての地点で、環境基準を達成した。近年、低濃度で推移している。
情報源 |
兵庫県 記者発表資料
兵庫県 記者発表資料(PDF) 兵庫県 平成22年度大気・水質等常時監視結果(PDF) 神戸市 記者発表資料 神戸市 記者発表資料 |
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機関 | 兵庫県 神戸市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | BOD | 大気汚染 | SPM | 水質汚濁 | 兵庫県 | COD | 光化学オキシダント | PM2.5 | 神戸市 |
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